日時 2009年 7月18日
天気  午後
登山コース
行者還トンネル西口 ⇒ 奥駈道出合 ⇒ 弥山 ⇒ 八経ヶ岳山頂 ⇒ 揚枝ノ森(七面山分岐) ⇒
6時45分 9時50分(10分) 12時(昼食25分)
八経ヶ岳山頂・弥山 ⇒ 奥駈道出合 ⇒ 行者還トンネル西口
15時10分(10分) 16時50分 (歩数 多分40000歩位)
半分諦めていた“天女の花観賞登山”
今年も何とか行く事が出来ました。
20日(海の日)を絡ましての連休、私は仕事のため18日(土)しか休めません。
17日(金)仕事を終え、日付が替わってから自宅を出発、R309に入ってクネクネ道を上がるとガスが出て小雨もパラついてきました。
突然のヘットランプの光にビックリしたシカやウサギ、タヌキが慌て逃げ惑っています。
行者還トンネル西口に夜中の2時半ごろに到着、先客が3台ほど停まっています。
仮眠をとって5時に起きる予定が、6時過ぎまで寝てしまいました。
缶コーヒーと菓子パンで朝食、準備運動をしてガスと小雨の中を出発、
車の台数も増え、ナンバープレートが多摩・尾張小牧・広島・徳島など遠くから来た登山者の車が多いです。
毎年、オオヤマレンゲの花が咲く時季に100名山の大峰山(八経)と大台ケ原を遠くから登りに来る登山者が多いです。
奥駈道出合まで急な根っこ道を歩かず、沢沿いのコースを歩く事にしました。
登山者が少なく静かでガスのブナ林も大峰らしくていいです。
奥駈道に入って登山者も多くなり賑やかに、相変らず雨は降ったり止んだりの天気ですが、レインウエアを着ても気温が低いせいか
蒸暑くなく歩き易いです。
聖宝ノ宿跡からの急坂を過ぎ、雨で濡れて滑り易い木階段を登り切ると弥山小屋に到着
休憩もとらずに八経ヶ岳へ
オオヤマレンゲの保護区に入り、綺麗な花を探しながら進みます。
蕾もありますが、雨に濡れて茶色に変色した花が目立ちます。
八経ヶ岳山頂もガスで真っ白け、展望も全くありません
今日は少しでも長い距離を歩きたい、できたら奥駈道を揚枝ノ森まで歩きたい。
八経ヶ岳山頂で写真だけ撮って先を行きます。此処から南方面に歩く人は少なく、今回は1グループに出会っただけです。
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沢沿いのコース |
ガスと森 |
ガスと森 |
バイケンソウ |
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弥山 |
オオヤマレンゲの花 |
八経ヶ岳山頂 |
弥山辻辺りで |
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弥山辻を過ぎ明星岳には登らず西側を巻き、尾根筋に出たりトラバースしたりと歩き易い、大きな森の中の小道を進みます。
唯一危険な所、カラハツソウ谷へ落ち込むガレ場を通過し舟ノ垰へ
空が少し明け七面山が姿を現し神仙平の草原も望めました。山頂付近はガスがかかって観えません
船底の形をした地形の舟ノ垰を過ぎた辺りで初老のご夫婦が昼食を摂っていました。
昨晩は弥山小屋に泊まり、今日は揚子ノ宿小屋まで歩いて泊るとの事。
ノンビリ奥駈道を南下していました。 ご夫婦で山歩き羨ましい限りです。
七面山分岐で簡単に昼食、ご夫婦のようにもっと南まで歩きたいのですが、ここまでです。引き返すことに
ガスも少しずつ取れ、見通しも良くなってきました。
禅師ノ森から八経ヶ岳が望め、天気が良くなりオオヤマレンゲもきれいな花が咲いていました。
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ガスの七面山と神仙平 |
地肌が下まで続く崩れ |
歩き易い奥駈 |
舟ノ垰 |
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揚枝ノ森 |
こんな枯木が |
禅師ノ森より八経ヶ岳 |
弥山の登りより八経ヶ岳 |
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国見八方睨の苔のじゅうたんの上で少し休憩。
いつか此処でテント泊して大台ケ原から登る朝日を見たいです。
下山時に徳島から来られた男性と一緒なり、今日は洞川温泉に泊まり、明日は大台ケ原を歩くらしい。
お花や紅葉が綺麗な剣山のことを教えて頂き、四国の山歩きを進められました。
是非、行って見たいと思っています。
今回は朝から10時間の歩行、ひさしぶりに長時間の山歩きでした。
R169を少し南下、上北山温泉に入ってノンビリと休憩し帰路に着きました。
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オオヤマレンゲの花 |
奥駈道で出合ったクワガタ |
上北山温泉 |
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